まず知らないとけないRRSPの3つのポイント

ファイナンス Nov 01, 2016

老後と年金そして税金対策、これらと切っても切り離せないのがRRSP(Registered Retirement Savings Plan 退職金貯蓄プラン)

日本も最近こういうアルファベットの頭文字を取った言葉がよく出てきますが、私は実は嫌いです(苦笑)。だって、覚えにくいし、そもそもややこしい。この時点で、もうちょっと知ってみようという気が正直失せます。しかも英語だからなおさらですよねぇ。

 

最初RRSPという単語を初めて聞いた時、私はそういう名前の商品があって、保険みたいにそれに入るか入らないか決めるのかなー、なんて思ったりしましたが、この解釈、全く間違っています!

 

1、RRSPとはただの買い物かご

 そう、RRSPとは、ただの買い物かご、まさに入れ物なんです。RRSPという口座(つまり買い物かご)を作ってそこにお金を入れると、

  • 口座へ入れた金額は税金免除の対象となるので、インカムタックスの対象となる収入額から差し引かれる。つまり、収入が多い人は、この口座へお金を入れる事で支払う税金を減らせる。
  • この口座の中で生まれた利子や利益は全部、引き出すまでは税金がかからない。つまり、もうかった分が毎年毎年税金で持っていかれない。

 

というダブルのメリットがあります。簡単に言えば、RRSPに入っているお金は節税効果がある、という事です。将来のための貯金だから、政府としてもサポートしましょう、という事かしらね。

 

 2、買い物カゴに入れられるもの

 RRSPは単なる買い物カゴなので、自分の好きなものが入れられます。預けたお金が減るのは嫌(いわゆる元本保証希望)という人は、リスクが少ない商品を選んで入れておけばいいし、ハイリスク・ハイリターンで強気にお金を増やしていきたい人は、株なんかの商品をたくさん持てばいい、という事になります。この辺りの考え方は、通常の投資と同じですね。

 

3、買い物かごに入れられるお金

タックスのメリットがあるからと言って、この口座にどんどんお金を入れられる訳 ではありません。限度が決まっています。一番手っ取り早いのは、去年のnotice of assessment に書かれている金額を確認する事。見た事ありますか?私も前に旦那のをチェックして、「なるほど!こんな風に書かれているのねー」、と思ったのを覚えています。使わなかった分はどんどん繰り越しされていくので、これは自分で書類でチェックするのが、一番確実かつ早いです。

 

どうですか?何となく全体像がわかって頂けたでしょうか?どの商品をRRSPで買ったらいいんだろうか??これが最終的には一番悩むポイントになると思います。これを考え始めると、かなーり奥が深いです。だって投資の話になっていきますからね。日本でもあんまり興味がなかった人だと、英語のサイトを読むだけでも結構一苦労かもしれません。だから、まずは老後のお金を少しずつでもいいから貯金しよう、RRSPの口座に入れよう、そんな所から始めるだ けでも大きなステップだと思います。

 

一番大切なのは、「私には出来ない」と決めつけない事です。私には無理!と思ってしまうと、全ての情報をシャットアウトしてしまう事になります。少しずつでいいから、自分のペースで調べていきましょう。英語力と一緒。継続は力なりです。

 

ちなみに、RRSP口座は銀行や証券会社で開く事が出来ますよ。その際、お薦めのmutual fund を薦められたりする事もあるようですが、気が進まない場合はとりあえず断っていいと思います。元本保証が絶対譲れないのであれば、それを伝えましょう。ただ基本的には、老後のための貯金なので、30代や40代だと、短期というよりは長期でお金をそこに入れていく事になります。長期運用の場合は、多くのファイナンスの本やサイトを読んでいても、元本保証で利子が少ない商品よりも、株式(stock)を入れて(全部じゃないですよ!!)、もうちょっと積極的にお金を増やしていく事をアドバイスしています。

 

と、この先はもうちょっと詳しい話になっていくので、また別の機会に。。。興味がある人は、サイトで調べたり本を読んでみてください。私のアドバイスとしては、絶対にまず自分で調べる事。じゃないと、銀行の人に言われるがままになってしまいます。自分である程度どんな商品があるのかを知っておく事は、実にとっても大切です。

 

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