バンクーバーの日本語学校事情

バンクーバーはさすが日本人がたくさん住んでいるだけあって、日本語学校がいくつかあります。ぶっちゃけ、どれに入れようかなー、と悩める程あります。自分の家から近いとか、学校の雰囲気が好きだからとか、日本の学校っぽい雰囲気だからとか、まぁそれぞれの理由で皆さん選んでる感じです。私の場合は、バンクーバー郊外に住んでいるので、家から近い所にしました。こじんまりしてるけど、同じエリアに住んでいる人が多いしアットホームなので、母子共に気に入っています。

ハンナが１歳になったばかりの頃に、今の町に引っ越してきたんですが、一人目だし分からない事だらけ。しかも調べようともせず、のほほーんとしてました（笑）。学校始まるの９月だし、２歳になる７月くらいに電話でもしてみようかなー、なんて軽く考えてたら、知り合った先輩ママに一喝されました。

「何言ってんの！！申し込みって１月終わりとか２月だから、もう空いてないと思うよ。」

ガーン。。。そうなの？！そんなもんなの？？！！早速電話してみたら、案の定キャンセル待ち。。。ただ幸い、キャンセル待ちが多くて、私が入る事によってもう一クラス出来る可能性が出来ました、と言われました。ラッキー♪　そして最終的には新しいクラスが増える事になり、無事９月から２歳児クラスに通う事が出来ました。何ていうか私、もっと調べておこうよって感じですけどね。。。。。

学校によって多少差はあると思いますが、大抵は１月か２月頃に９月から始まる新学期の申し込みが始まります。ちなみにこれは、現地のプリスクールや小学校でも大抵同じです。日本語学校の場合、在校生の申し込みが先にあり、その後外部からの受付が始まります。最も競争率が高いのが２、３歳児クラス。子供もアクティブになり少しずつ話すようになってくる為、親としても日本語や日本の行事に触れさせたいなー、と思い始める時期ですね。

どこの学校も２歳児クラスからスタートするので、人気のある学校になると、申し込み開始日の朝３時とかから並び始めるんですよー！！午前３時ですよ、午前３時！！それぐらいしないと、スポットが取れないって訳です。いやはや、すごい。。。そんな訳なんで、夏頃までほったらかしだった私なんて、ホントもう問題外です（笑）。後でそういう話を聞いて、驚愕したのを今でも覚えています。まぁこれは学校によるので、とりあえず日本語学校に子供を行かせようかなー、と考えてる人は、子供が２歳になる年の１月始め、もしくは前年の１２月には学校に電話をかけて、申し込みの事を聞いておくといいかもしれません。自分の失敗を踏まえて、参考までに。

そんな感じでスタートする日本語学校。やっぱり日本語だけじゃなく、日本語の文化や行事を子供達に触れさせる事が出来るのはいいですねー。家でも出来るっちゃ出来ますが、やっぱり学校でやってもらえるとありがたい。イベントに応じたクラフトとかね。作って持って帰ってきたのを見たりすると、心が和みます。

２歳は親子参加、３歳からは子供だけのクラスになりますが、遊びメインなのは４歳くらいまで。５歳になると学校によって結構内容が変わってきますが、キンダーに行く年齢になると、大抵は平仮名のお勉強が入ってきます。読み書きですねー。お遊びは徐々に終了。６歳にもなると、平仮名を読んで内容を理解していく力が求められるようになり、漢字も入ってくるのでなかなか大変。

さぁここからが親子の闘い。勉強メインになってきて行きたくない病が始まる子供達と、周りの期待もあるし、何とか日本語を続けさせたい親。ホント、年齢が上がれば上がる程、カナダの学校の宿題も増えてくるし、他の習い事も増えてくるし、まさに親子で激しいバトルになるそうです。うちも徐々に始まっています（苦笑）。

最後に、ハンナの平仮名ショット。もりのくまさんの歌詞を書いてみたいという事で、友達の家でお姉ちゃんに教えてもらって書いてました。５歳ちょっとの時の作品。歌詞がちょっと変な部分がありますけどね。。。